パの猛者もタジタジ。無双のオリックス19歳セットアッパーは何者だ?

パの猛者もタジタジ。無双のオリックス19歳セットアッパーは何者だ?

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野球界には”ラッキーセブン”という言葉がある。試合終盤の山場に差しかかるこの時、ファンは何かが起こることを期待し、応援にも熱が入る。

 実際、このあたりで膠着状態になっていた試合が動くことも多い。好投していた先発投手に疲れが出たり、クローザーにつなぐ中継ぎの調子がいまひとつだったり、理由は様々だが、クローザーの出番が1イニング限定となった現代野球において、追いかける立場のチームのテンションが一番上がるのが、7回、もしくは8回である。

 だからか、「このイニングを任される投手はクローザー以上に負担がかかる」という球界関係者もいるぐらいだ。

 現在、メジャーのアリゾナ・ダイヤモンドバックスで活躍中の平野佳寿も先発からリリーフに回ってしばらくはクローザーの岸田護へとつなぐセットアップ役を担っていたし、阪神の藤川球児がブレイクしたのも久保田智之へとつなぐセットアッパーだった。

 セットアッパーから球界を代表するクローザーへと成長し、その後メジャーのマウンドにも立った2人に共通していたことは、年齢が若く、球が速かったことだ。つまり、現代野球でもっとも試合が動くこのイニングを乗り切るには、圧倒的な球威が必要といえる。

 加えて、勝ち試合限定のクローザーと比べ、同点や僅差のビハインドでの登板も多く、体力的、精神的なタフさが求められる。

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