ベトナムに敗れたU−21森保ジャパン。ポゼッション重視が裏目に出た

0−1の敗戦は、90分間の内容に照らして、妥当な結果だったと認めるしかない。

 やらずもがなの得点を相手に献上し、それに足を引っ張られる形で、思うように試合を進められなくなる。経験の少ない若いチームなのだから、仕方がない面はあるにしても、やはり歯がゆい試合だった。


ベトナム相手に成す術なく敗れた日本


 ロシアW杯でのA代表がそうだったように、日本が世界と戦ううえで、(程度はさておき)ボールポゼッションを高めることは非常に重要だ。簡単にボールを失うことなく、できるだけ自分たちがボールを保持した状態で試合を進めたい。

 しかしながら、年代別日本代表がしばしば見せる”この手の試合”を見ていると、ポゼッション重視の意識が裏目に出ているような気がしてならないのだ。

 ベトナム戦の前半はその典型だが、相手の圧力に対し、明らかに腰が引けているにもかかわらず、パスをつながなければいけないという意識だけは捨てられない。

 結果、相手を崩すことよりも、(おそらく無自覚に)安全にパスをつなぐことを優先する。そのため、確実にボールを受けられる位置にしかポジションを取れない。はたして、前記したような”逃げのパス”が増える。

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