メッシだけじゃない。モドリッチ、アザール…小柄な選手がトレンド?

ですので、大きな武器、ひとつの戦術になっていたのかなと思います。
倉敷 前回のVARの話とも関係しますが、小澤さんはどんな風に分析していらっしゃいますか? 
小澤 今大会では、まずは手堅く守備から入るチームが勝ち上がったという印象がありました。そのなかで、ポゼッション型のスペインやドイツが早々に敗退したように、ゴール前で守備を固められた時、代表チームでは戦術練習の機会が少ないためにチームづくりの際に攻撃を多彩にすることが難しい部分が出たと思います。そういう意味で、各強豪国の監督は、とくに攻撃、得点というところでセットプレーに勝機を見出して、かなり作り込んできたという印象を受けました。
 そして、とくにヨーロッパでは、サッカーだけではなくボールを使った団体競技全体で連携を取りながら発展している部分がありますので、そこもサッカーの進化に影響していると思います。
 スペインにいてすごく感じるのですが、たとえばバルセロナが象徴的ですけど、フットボールだけではなく、バスケットボール、ハンドボール、フットサルなど、いろいろな競技が連携していて、各指導者が情報交換をしながら発展しています。とくにボールが止まった状態のセットプレーは、ハンドボールやバスケットボールの戦術をサッカーに落とし込みやすいということもあって、そういうものを代表レベルでも取り入れたのだと思います。

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