錦織圭が全米の初戦で圧勝。課題のサーブは「トスの高さ」が鍵になる


「(トロントとシンシナティで)負けた2試合を除けば、サーブはよかったと思います。圭は、サーブのトスを上げる時に、低くなりがちなのが問題です。練習でのサーブはいいのですが、試合ではいい時とそうでない時があります。試合時に集中を保って、トスが安定するといいですね。そうすれば、試合でのサーブもよくなるはずです。
 トスを上げる時に、少し低くなることによって、タイミングが悪くなりサーブをネットにかけるミスが増えます。トスを少し高くし、少し右側に上げることで、いいサーブが打てるはずです。また、トスを高くすることで、時間的余裕をもってタイミングよく打つことができます」
 1回戦では、一度もサービスブレークをされなかった錦織だが、「ちょっとブレがあったので、修正はもうちょっとしていきたいです」と、次戦に向けてサーブのブラッシュアップに余念がない。
 そんな錦織は、2回戦でガエル・モンフィス(39位・フランス)と対戦する。対戦成績は、錦織の3勝1敗だが、モンフィスは、2016年USオープンでベスト4に進出し、元世界6位の実力者で、2回戦としてはタフドローになる。
「正直、モンフィスが2回戦は早いなとは思います。すごく長いラリーを好む選手なので、長い試合になるだろうな。毎回そういう展開なので、ちょっとプレーを変えれば、彼の攻略ができると思う。自信を持って次も臨みたい」
 このように語る錦織に、ボッティーニコーチも期待を寄せている。
「圭への期待は、いつも同じように高いですよ。ランキングが20位台だろうと、70位や90位だろうと、ベストを尽くして勝利をつかみ取ってほしいです」
 いい試合を何回かできれば、より自信がつき、その積み重ねが大事だという錦織が、モンフィスとの戦いで、さらにレベルの高いテニスをしながら、きわどい勝負をモノにできるかどうか注目したい。

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