大学生にメッタ打ちも「だから面白い」と答える渡邉勇太朗の大物ぶり

大学生にメッタ打ちも「だから面白い」と答える渡邉勇太朗の大物ぶり

大学生にメッタ打ちも「だから面白い」と答える渡邉勇太朗の大物ぶりの画像

どんな顔をして引き上げてくるのだろう……と案じていたら、渡邉勇太朗(浦和学院)は意外にもさっぱりとした表情でチームバスの前に現れた。

「残念な結果だったけど……」

 そう声を掛けると「はい、さすが大学のジャパンだなと思いました」と答えて、控えめな笑顔も見せた。


ドラフト上位候補の浦和学院・渡邉勇太朗

「『自分の投球をする』というテーマでマウンドに上がりましたが、レベルの差に驚きました。高校生ならバンバン空振りが取れるストライクからボールになる変化球に手を出してくれないので、ボール先行になってしまいました。でもポジティブに考えれば、いい勉強になりました」

 淀みなく言葉が流れた。悔しさ、情けなさも少しは混じっているのだろうが、つい先ほど手痛く打ち込まれた投手とは思えない前向きなコメントだった。

 9月3日に開幕するアジア選手権を控えた高校日本代表が、8月28日に腕試しとして挑んだ大学日本代表との壮行試合。渡邉は0対3とビハインドの4回裏から2番手投手として登板した。

 多くのスカウトが固唾(かたず)を飲み、この190センチの長身右腕を見守っていた。渡邉目当てに神宮球場を訪れたスカウトもいたに違いない。

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