がむしゃらプレーを最後に見せた錦織圭。打倒チリッチへ調子は上向き

5−5になった場面からは、「がむしゃらに次のポイントだけを考えてプレーした」と、気力を振り絞り、第11ゲームで勝負を決めるブレークに成功して勝利に結びつけた。
「圭は、僕のセカンドサーブに対して、とてもアグレッシブにリターンしてきた。すべてにおいて、僕のプレーより安定していたし、より攻撃的だった」と振り返ったコールシュライバーは、39本のミスを犯してほとんどお手上げ状態だった。
 一方、錦織はミスを18本に抑え、フォアハンドの12本のウィナーを含む29本のウィナーを決め、試合終盤も暑さに少し邪魔されたものの、勝つべき試合でしっかり勝利をつかみ取った。
「たくさん(コートの中へ)ステップインして、アグレッシブにプレーしようとしました。それが自分の求めたプレーでした。3セットで終えることができてよかったです」
 こう振り返った錦織は、準々決勝で、第7シードのマリン・チリッチ(7位、クロアチア)と対戦する。対戦成績は、錦織の8勝6敗だが、USオープンに限ると3度の対戦で、錦織の1勝2敗。特に2014年大会の決勝で、チリッチに敗れたことは記憶に新しい。
「(圭は)バックコートでとても安定したプレーをする。信じられないようなバックハンドがあるし、素晴らしい動きをするし、信じられないくらい速い。また彼と対戦するのは素晴らしいことだし、コートで彼とのプレーを楽しみたい」
 こう話すチリッチは、錦織との再戦を心待ちにしている。

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