NFLドラフト1巡目でQBが5人も。今年の新顔はスター候補ぞろい



 彼の場合は、その指名順位に似つかわしくない「危うさ」をはらんでいるという点でも注目を集めている。思い切りよくパスを投げるQBを、アメリカではしばしば「Gunslinger(ガンスリンガー/銃の名手)」と呼ぶ。近年であれば、ブレット・ファーブ(元グリーンベイ・パッカーズ)にその愛称がよく使われていたが、メイフィールドはまさに「ファーブのようなガンスリンガー」と評されている。

 NFLのQBとしては小柄であること(大半が190cm前後である一方で、メイフィールドは180cmほどしかない)や、未熟さを感じさせる人間性(大学時代に飲酒でトラブルを起こしている)など、メイフィールドは少なからず危惧されている。しかし一方で、高いパス精度などQBとしての総合力は高く、ブラウンズはそこを評価したのだろう。2002年以来プレーオフに進出していない弱小球団だけに、メイフィールドのようなリスクの高い選手を獲るという「博打」に打って出た。その決断は奏功するだろうか。
 当初、トップ指名の可能性がもっとも高いと言われていたのは、南カリフォルニア大のサム・ダーノルドだった。プロ向きの体躯と強肩は折り紙つき。だが、ファンブルなどターンオーバー癖が懸念されて、ドラフト順位を下げたと思われる。結果、全体3番目でニューヨーク・ジェッツから指名された。

 しかし、ダーノルドのプレシーズンでの評価は上々だ。

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