山本昌がレジェンド解説。100回大会のマウンドで輝いた13人の好投手

まず腕の振りがすごくいいのが目につきますし、体が大きく、ボールに力があります。ただ、せっかく長身なのに軸足で立ってからすぐヒザを折って体重移動するのは、特徴になるはずの角度を生かせません。移動しながら自然とヒザが折れるようになると、ボールに角度がつきますし、勢いがつきます。また、体に力がついてくれば左肩の開きも我慢できるようになって、シュート回転が目立つこともなくなるでしょう。

敗れはしたが、強打の大阪桐蔭打線から11三振を奪った高岡商の山田龍聖

山田龍聖(高岡商3年/182cm・80kg/左投左打)
好きなタイプのサウスポーです。ボールを縦に切れて、カーブが大きく曲がる。縦の変化球が使えて、コントロールのブレが小さい投げ方をしています。ストレートの回転がきれいだから、打者の手元ですごく伸びてきますね。少し気になったのは、体重移動で左肩が下がって顔が上を向いてしまうことと、テイクバックで左腕が伸びないこと。本人の投げやすさを最優先すべきですが、両肩を水平にできれば体重移動できる距離が伸びますし、テイクバックで左腕を大きく使えたらボールに勢いがつきます。試してみてほしいですね。

初戦で二松学舎大付に敗れたが、常時140キロを超すストレートが魅力の広陵・森悠祐

森悠祐(広陵3年/175cm・75kg/右投右打)
バッターがタイミングを取りづらい一瞬遅れてくる腕の振りがいいですね。

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