武器は「何をするのかわからない」。堂安律がヒデや本田の系譜を継ぐ



 結論を先に言えば、「イエス」だ。

 堂安は、中田英寿でも、中村俊輔でも、本田圭佑でもなく、”堂安律の世界”をピッチ上で築いていた。そして今後、チームの中心になっていくだろう、というプレーを見せた。
 試合前、堂安はオランダでの経験が「大きな成長につながっている」と言及した。

「以前は、自分がゲームを作る意識が強くて、ビルドアップにも積極的に参加してプレーしていたんですけど、今はそのマインドが変わりました。ボールを持ったら、目の前の(相手)選手をぶち抜くか、シュートを打つか、という選択肢になっているんです。

(ガンバ時代の同僚)GKのヒガシくん(東口順昭)と久しぶりに話をしたときも、『おまえのように、めちゃくちゃシュートを打ってくる選手はJリーグにはいない』って言われたんですけど、その意識を日本(の試合)でもしっかり出していきたいですね」

 海外では、結果がすべて――。

 それを肌で感じた堂安は、迷いがなくなり、よりFWに近いところにポジションを取って、積極的に仕掛け、シュートを打ち、果敢にゴールを狙う選手になった。少なくとも、ゲームメイクという役割を主にこなしていた昨年5月、U−20W杯(韓国)で活躍していた頃の堂安ではなくなっていた。

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