武器は「何をするのかわからない」。堂安律がヒデや本田の系譜を継ぐ



 コスタリカ戦は初の代表の試合で緊張し、序盤は守備から入るなど、いつもよりも慎重な姿勢を取っていた。だが、時間が経つにつれ、硬さが取れるとプレーに鋭さが増した。特に後半は、相手サイドにスペースができて、自らのプレーを存分に発揮し始めると、俄然輝いた。

 後半13分には、左サイドのMF中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)からのパスを、FW小林悠(川崎フロンターレ)がペナルティーボックス付近で受けて最終ラインの裏にスルーパス。それに反応した堂安が、左足で浮き球のシュートを放った。

 惜しくもシュートはGKに当たって、ゴール寸前で相手DFにクリアされたが、絶妙のタイミングで敵DFの背後に侵入した完璧なシュートシーンだった。
「(敵の)背後へ抜ける動きは、オランダで磨きをかけた部分で、今までの自分にはなかった形です。いい形で(ボールを)出してもらえたんで決めたかったですけど、シュートを打つ前に(ゴール後の)パフォーマンスを考えていて……。GKが完全に寝転ぶと思ったんで、チョンと蹴って、観客が静まってシーンとなっているなか、そのボールがゴールに吸い込まれていくイメージだったんですけど……(最後は相手DFに)やられました」

 さらにその5分後、堂安はまたしてもガンバ時代には見られなかったシュートシーンを披露した。

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