松岡修造も認める自信家・西岡良仁。「乃木坂」も経てケガから復帰

ずっといきたかった乃木坂(46)のライブにもいけたし……」

 ケガしたのは悔しいが、それは誰にでも起こりうる「事故」。

 そう割り切り、21歳の若者らしい日常も堪能していたという。

 その彼が、とてつもない悲しさに襲われたのが、昨年9月のデビスカップだった。仲間の選手たちが日本代表として活躍する姿を見たとき、自分ひとりが取り残されているような寂寥(せきりょう)感に襲われたのだ。

 あれから1年――。

 今年1月に復帰を果たした西岡は、全豪オープンでは29位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を破り、5月にはツアーの下部大会に相当する「ATPチャレンジャー」で優勝を果たす。全仏オープンでは初戦で敗れはしたが、実力者のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を相手にフルセットの死闘を演じ、観衆からの「ヨシ」コールを引き出した。さらに先の全米オープンでは、初戦でロジャー・フェデラー(スイス)とセンターコートのナイトマッチで戦うという、かけがえのない経験も得る。
 現時点での世界ランキングは170位。復帰からここまでの9ヵ月間の足跡を、彼は「悪くないスピードだと思っています」と総括した。

 ケガから復帰した多くの選手がそうであるように、西岡も復帰間もない今年2月ごろは、身体や脳に染みついたいいときのイメージと、実際の身体の動きが重ならぬもどかしさを味わうことになる。

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