松岡修造も認める自信家・西岡良仁。「乃木坂」も経てケガから復帰

170cmの小柄な身体で2mに迫る強豪に立ち向かう彼の武器は、何にも増してフットワークだ。その足が使えない悔しさは、不安や焦りにもつながった。

 それでも彼は、今自分に必要なことは何かを分析し、「反射系のトレーニングを多く入れる」「常にケアトレーナーを帯同する」「練習や試合中に必要な水分摂取量を割り出す」など、適切な対処を重ねていく。その成果として得た7連勝でのチャレンジャー優勝を西岡は、「復帰後、一番自信になる」収穫だと言った。

 シーズンも残すところ3ヵ月となった今、西岡が目指すのは「来年1月の全豪オープンの本戦に入るまでランキングを上げること」。それは、年内に100位を切ることを意味する。その目的地を明確に見据えるからこそ、この先はアジア開催のチャレンジャー大会を転戦してポイントを稼ぐ、いわば”ドサ回り”的な道を歩むつもりだ。

「アジアのチャレンジャーは、施設や食事の衛生面で不安はありますが、そのなかでも勝たなくてはいけない。そういうところで勝ち切り、ランキングを戻せるかというチャレンジでもあります。

 テニスは戻っているので、チャレンジャーでは勝てるのではと思います。ここからはぶっ通しで戦って、勝てるだけ勝ちたい」

 負けん気の強さを放つ口調で、彼はそう明言した。

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