高配当が狙えるローズS。過去の激走パターンに酷似の穴馬が3頭いた



 冒頭で触れた2008年の勝ち馬マイネレーツェルや、2009年に5番人気で戴冠を遂げたブロードストリート、2011年に10番人気で2着に入線したマイネイサベルらが、そのいい例だ。

 それぞれ、2歳時や3歳春に重賞やオープン特別で勝ち星を挙げたり、何度か好走したりしているが、桜花賞やオークス(東京・芝2400m)では結果を残せなかった。そのため、休み明けで臨むローズSでは、クラシックの上位勢に人気を譲って、低評価にとどまっていた。
 だが、もともと重賞やオープンクラスでの実績がある馬たち。休み明けでも仕上がりさえよければ、先々に向けて余力を残して挑んできた人気馬たちを蹴散らすことは十分に可能だったわけだ。

 こうしたパターンで、今年面白味があるのは、トーセンブレスだ。

 2歳時にGI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)で4着と好走した同馬は、この春の重賞でも力を見せてきた。GIIIフラワーC(3月17日/中山・芝1800m)で2着になると、続く桜花賞でも4着とまずまずの結果を残した。

 しかしその後、オークスは出走取り消しで回避。おかげで、今回は桜花賞から5カ月以上も間隔が空いており、上位人気は望めないが、重賞戦線で差のないレースを続けてきた実力は確かなもの。夏場に成長し、いい状態に仕上がっていれば、勝ち負けに加わっても何ら不思議はない。

 ひと夏越して、ガラッと変貌することがある3歳牝馬。少女から可憐な乙女へと成長した姿を見せるのは、どの馬なのか。”オンナ”を見る目がある者ならば、秋の行楽シーズンを楽しむ潤沢な資金をゲットできるはずだ。

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