福田正博は森保流マネジメントを高評価。「初戦で驚きの完成度」

途中出場した浅野拓磨(ハノーファー)も含めたこの世代は、リオ五輪で一緒にプレーしてきたことによる連携があったのは言うまでもない。
 彼らや堂安律(フローニンゲン)といった若い選手たちが伸び伸びとプレーできたのは、森保監督のチームマネジメントがあればこそ。森保監督は若手だけを起用するのではなく、センターラインに経験のある選手たちを置いた。1トップに30歳の小林悠(川崎フロンターレ)、セントラルMFに32歳の青山敏弘(サンフレッチェ広島)、CBに31歳の槙野智章(浦和レッズ)、GKに32歳の東口順昭(ガンバ大坂)。チームの中心線を担ったベテランが、攻守でバランスを取りながら、若い選手たちが自由にプレーできる環境をつくったのだ。
 アグレッシブにゴールに向かうプレーを見せた若い選手たちのうち、堂安律は1、2年後には日本代表の中心になっている逸材であることを示してくれた。
 コスタリカ戦の前半はボールになかなか絡めなかったが、後半からはボールを引き出し、シュートこそ決まらなかったが、自分らしさを随所に発揮していた。まだ20歳だが、体もできているし、技術も高く、左足でのボールコントロールも抜群だ。昨季はオランダで結果を残し、W杯ロシア大会のメンバーに選ばれていても不思議ではないほどだった。今後、さらに成長を遂げてくれるはずで、彼の成長が日本代表の成長にもつながると思えるほどの存在感があった。

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