井手口陽介、得点を決めたのに低評価。ドイツでの飛躍に何が必要?



 井手口には、監督の構想外でもリーズに残ってチャンスをうかがうか、試合出場の可能性が高い他のクラブへ移籍するか、2つの選択肢が突きつけられたが、井手口が選択したのは後者だった。

 試合出場という点から見れば、フュルトへの移籍はいまのところ成功している。第5節キール戦では初先発して1得点を決めた。続く第6節ハイデンハイム戦もフル出場している。
 とはいえ、第5節のキール戦後には、地元紙ノルトバイエルン紙から「得点以外の貢献がない。積極性がない」と、厳しく評されている。この厳しさは期待の表れでもあるのだろうが。

「積極性がない」という部分に関しては、思い当たる節もある。ハイデンハイム戦では4−2−3−1のダブルボランチのうちの1枚としてフル出場した。ただ、2枚でバランスをとるというわけではなく、終始、井手口がディフェンシブな側に回っていた。

 縦パスを入れてそのまま上がり、ペナルティエリアに入ってチャンスに絡みかけたのは1回だけ。このときも、リターンを受けることはなく、そのまま自陣に引き返した。フュルトは相手の堅守速攻になすすべなく、攻めに出たところを逆に突かれて、0−2の完敗に終わっている。

「自分たちが悪すぎた。自分は上がろうにも、キープできる選手がいないから上がることもできなかった。

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