「青木宣親は別人になっていた」小川監督が明かすヤクルト再建の全貌

それで青木に相談すると、『自分は2番が適任だと思う』と言ってくれたんです」

―― あらためて、メジャーから日本球界に復帰した青木選手について、どんな感想を持たれていますか。

「青木なくしてこの成績(2位)はなかったでしょうね。僕は2011年まで一緒にやっていましたが、青木は別人になって戻ってきましたよね。キャンプでも選手たちとの距離感を最初のあいさつで一気に縮めてくれましたし、本当にチームを引っ張ってくれている。バッティングは誰もが認めるところですが、それ以外の部分での影響が大きかったと、あらためて思っています」

―― チームですが、4・5月は大型連敗が目立ち、5連敗が1回、6連敗は2回ありました。交流戦で最高勝率に輝いた後にも8連敗。前半戦を最下位で折り返しましたが、選手たちは常に前向きな表情だったのが印象的でした。

「とにかく負けていても、コーチたちや青木がベンチで声を出して選手たちを引っ張ってくれましたので。交流戦後には大型連敗を取り返すだけの力も出てきました。選手たちのなかで『自分たちは勝てるんだ』という意識が強く出てきたからだと思います」

―― 夏以降、3連敗以上はなく、苦手だったビジターも克服。シーズン終盤はクライマックスシリーズ(CS)を争うチームを圧倒しました。

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