山本脩斗の鹿島加入時の逸話。「強化部も僕をよく知らなかったと思う」

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遺伝子〜鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学〜(32)
山本脩斗 前編
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「やはり、負けない」
 93分、コーナーキックから犬飼智也が鮮やかなヘディングシュートを決め、1−1の同点に追いついたとき、そう思った。
 9月1日から11試合目となるルヴァンカップ準決勝第1戦(10月10日)ホームに横浜Fマリノスを迎えた鹿島アントラーズ。連続出場を続けていた鈴木優磨をベンチ外として挑んだ試合は、横浜の勢いに押されるような展開となった。それでも両サイドで高い位置を取る横浜の攻撃にも耐えた。
「サイドを突破されても中でいい対応ができていた。我慢しながらできていた」と語るセンターバックの犬飼は若い町田浩樹と共にゴールを守った。そして、ポストプレーヤーの鈴木が不在ながらも、チャンスも作れた。
「ボールを獲ったあと、相手のプレッシャーを1個外せれば、サイドチェンジしたときに、結構チャンスになっていた。優磨がいないからといって、それしかできないという戦い方はうちにはないので、臨機応変に戦えていた。あとは僕が、ラストパスとか、決め切るところだけだったと思うので、本当に今日は責任を感じている。反省もするけれど、次の試合へ向けて自分にいい意味でプレッシャーをかけて取り返せればいい」と振り返る土居聖真は、34分に得たPKを外している。

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