小さくても大丈夫。メッシのような中島翔哉がさらに成長する予感

欧州最西端の国に衝撃が走ったという。
 筆者のUEFA.com時代の同僚ペドロ・ゴンサウベス記者が運営する『GoalPoint.pt』は、ポルトガル最大かつ欧州有数のフットボールデータサイトだ。170以上の項目のデータを独自のアルゴリズムで解析して選手を評価しており、そのスポルティング戦の中島の評価は8.5。第7節で最高の数字(8点台はひとりだけ)で、当節のMVPに選出されていたのだ。従来の採点と異なり、主観が一切排除されているため、十分に信頼できるものと言える。
 だからこう解釈していた。中島はすでに欧州のトップレベルに肉薄するほどの力をつけているのではないか、と。
 新潟でのパナマ戦の後に、出番のなかった中島に尋ねてみた。スポルティングのような相手にあれほどの活躍ができた要因は何だと思うか、と。
「どの試合でも楽しくサッカーをして、チームの勝利に貢献したいです。相手がどこでも同じように、全力でやろうと思っています」
 中島はちょっとはにかんだ表情でそう言った。まじりけなしのサッカー小僧。そんな印象を受けた。では、ポルトガルであなたが得たものといえば?
「よりサッカーを楽しめています。自分にすごく合っているチームでプレーできているので、やっていてすごく面白いし、成長もできているのかな」
 迎えたウルグアイ戦で、中島はその言葉どおり、楽しそうにプレーしていた。

関連記事(外部サイト)