古賀紗理那に芽生えたエースの自覚。Vリーグでも「世界を意識」

古賀紗理那に芽生えたエースの自覚。Vリーグでも「世界を意識」

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10月20日に閉幕したバレーボール世界選手権女子大会。その収穫について、中田久美監督は「黒後愛、そして古賀紗理那の2人が戦力として加わったこと」を挙げた。

世界選手権で中田監督の期待に応えた古賀

 そのひとりである古賀は、中学3年生だった2011年にオリンピック有望選手に選ばれて以来、”次世代のエース”として注目され続けてきた。熊本信愛女学院高校では、1年次から通算3度春高に出場し、Vリーグ8チームの争奪戦の末にNECレッドロケッツに入団。高校卒業前の「内定選手」として出場した2014−15シーズンのVリーグファイナルでは、優勝候補の久光製薬スプリングスを相手に、途中出場ながら13得点を挙げて10年ぶりとなるNECの優勝に大きく貢献した。
 古賀は2015年から本格的に全日本に参加し、同年9月に行なわれたワールドカップでベストスコアラーランキング5位、ベストレシーバー部門1位に輝くなど、翌年のリオデジャネイロ五輪でも活躍が期待されていた。だが、オリンピック世界最終予選と、続くワールドグランプリで精彩を欠き、最終段階でリオ五輪のメンバーから外れてしまう。落選の理由を問われた眞鍋政義監督(当時)は、「古賀のために全日本があるわけではない」とシビアに答えた。
 2016年春に起きた故郷・熊本地震による被害を目の当たりにして、「自分のプレーで少しでも熊本の皆さんに勇気を与えたい」と古賀は語っていたが、そのことが逆に気負いとなってしまったのかもしれない。

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