投手コーチ・吉井理人の指導の軸は「チームの勝利よりも選手の幸せ」

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【連載】チームを変えるコーチの言葉〜吉井理人(1)
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 クライマックスシリーズ敗退が決まって、翌日の10月16日。投手コーチの吉井理人が日本ハムを退団することが発表された。

 吉井は現役引退直後の2008年から同球団の投手コーチに就任し、09年と12年のリーグ優勝に貢献して12年に退団。15年にはソフトバンクの投手コーチに就任し、日本一に輝くと、日本ハムに復帰した16年もチームは日本一になった。


今シーズン限りで日本ハムを退団し、来季からロッテの投手コーチとなる吉井理人

 それだけの実績と経験があっても、球団の方針でコーチが入れ替わるのは野球界の常。来季からロッテの投手コーチとしてまた新たな道に進むことになった吉井自身、もう過去は過去と割り切っているのかもしれないが、2018年の日本ハム投手陣のことは聞かずにいられなかった。

 17年のシーズンオフ。ケガの影響で投手としては機能しなかったとはいえ、大谷翔平がMLBのロサンゼルス・エンゼルスに移籍。さらに抑えの増井浩俊がオリックスへ、主力捕手の大野奨太が中日へ、いずれもFAで移籍した。

 それ以前に谷元圭介も中日に移籍し、バッテリーに大きな穴が空いて、投手コーチの吉井の苦労は相当なものではないか、チームとしても上がり目はないのではないか、と外から見て考えていた。

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