1軍と2軍が明確になった森保ジャパン。アジアカップに向けて悪材料



 16日に大分で行なわれたベネズエラ戦のスタメンは、GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)とDF冨安健洋(シント・トロイデン)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)以外、10月に行なわれたウルグアイ戦と同じだった。

 さらに言えば、そのウルグアイ戦で実行された選手交代は2人のみ。南米の強豪に4−3で勝利したことにより、交代枠6人の中で2人しか代えられなかったその采配に目がいく。この試合で鮮明になった”1軍色”を森保監督は崩そうとしなかった。その状態を維持したまま次のベネズエラ戦に臨んだ。
 森保監督はここでも交代枠6人の中で4人しか代えなかった。結果的に1軍と2軍を隔てる采配に及んだ。

 そして4日後に行なわれたこのキルギス戦。先発したのはベネズエラ戦で先発から外れた集団だった。森保監督はこの試合に、1軍と2軍を全取っ替えして臨んだ。

 後半の途中から1軍選手が登場すると2ゴールが生まれ、停滞していた試合内容は回復したが、メリット、デメリット、どちらが大きいかと言えば後者になる。1軍色、2軍色を鮮明にし、両者を隔てる演出をしたのは他ならぬ森保監督だ。

 アジアカップに臨むにあたり、理想とする姿はその逆。誰がスタメンかわからない状態を保つことだ。

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