森保Jの布陣は変化するか。2つの顔を見せたキルギス戦で残った疑問


 ただし、3万人以上の超アウェーの雰囲気に緊張したのか、地に足がついていない状態の立ち上がりに失点。結局は”ベタ引き”の状態で日本の攻撃を受ける格好になってしまう。
 試合後にクレスティニン監督が「我々が持っていた日本の情報(分析)は正しかったが、(日本に)情報(分析)どおりのプレーをそのまま許してしまった。試合前には違ったプランがあった」と語った真意はそこにあった。
 そこでキルギスは、ハーフタイムに2人を入れ替えることで、布陣を変えずに修正。すでに前半35分に左サイドバックの5番を下げて右サイドバックに14番を投入し、右サイドバックの2番が左サイドバックにポジションを変えて対応していたが、さらに後半開始から2列目の両サイドにフレッシュな22番と8番を入れ、中盤左サイドの15番を右ボランチに移動させることで守備の安定化を図った。
 もちろんそれらの交代策がすべてではないが、少なくとも前半で日本の速いテンポのサッカーに慣れたキルギスは、前半よりも前でディフェンスすることができるようになり、ようやくFIFAランキング90位の実力の片鱗を見せ始める。
 一方の日本の森保監督は、予告どおりベネズエラ戦と異なる11人をスタメンにセレクト。布陣は4−2−3−1のままにして、GKも含めたすべてのポジションの選手を入れ替え、アジアカップのグループリーグ用の準備試合に臨んだ。

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