森保Jの布陣は変化するか。2つの顔を見せたキルギス戦で残った疑問


 さらに、予定どおりなのか戦況に応じてなのかはわからないが、約30分を残した後半59分に一気に3枚代えを慣行。つまりこの試合で日本が見せた”2つの顔”は、結果的にここが大きな境目となった。
 これらスタメン編成と選手交代策について、あるいはチームをAとBの2つに分けて戦うことについては賛否両論あるだろう。ただ、森保監督の狙いとしては、30分程度はAチームの選手とBチームの選手を同時にピッチに立たせることで、コンビネーションの確認作業を行なったと考えることもできる。
 いずれにしても、結論から言えばBチームで戦ったキルギス戦の約60分間は、2点をリードしたもののあまりポジティブな結果は得られなかった。
 では、5−4−1で低く構えて守っていたキルギスに対して、日本はどのようにして崩そうとしていたのか? それを見ていくうえでポイントになるのが、森保ジャパンの調子のバロメーターとも言えるボランチからの縦パスだ。
 まずこの試合のボランチに配置されたのは、青山敏弘(サンフレッチェ広島)に代わって追加招集された守田英正(川崎フロンターレ)と、三竿健斗(鹿島アントラーズ)。どちらも序盤から積極的に縦パスを前線に供給し、守田(右ボランチ)は後半59分までに11本(うち成功9本)、三竿(左ボランチ)は12本(うち成功9本)を入れ、攻撃の起点となっていた。

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