森保Jの布陣は変化するか。2つの顔を見せたキルギス戦で残った疑問

Aチームの場合は、大迫がボールを収めた後に2列目の3人の堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)、中島翔哉(ポルティモネンセ)がスムースに絡み合い、ダイレクトパスを使いながら中央突破を図るシーンが多い。
 これに対して、この試合ではキルギスが前からプレスをかけずに自陣に引いて守る時間が長かったため、両サイドバックの室屋と山中が高いポジショニングを維持。縦パスを入れた後にサイドに展開するシーンが多かった。
 その結果、Aチームでは少なかったサイドからのクロスが増え、59分間で右サイドから9本、左サイドからは5本が供給されている。とくに右サイドは室屋が4本、左サイドは山中が4本と多く、山中については59分以降も3本のクロスを入れている。
 ただ、こちらもクオリティの部分で課題が残った。山中は後半56分に杉本の頭に合わせ決定機を作ったが、それ以外は不成功。室屋に至っては、1本もクロスを味方に合わせることはできなかった。
 とはいえ、山中の先制点や原口のフリーキックによる追加点以外に、いい形で攻撃できたシーンもあった。
 たとえば前半25分。相手のクリアを室屋が頭で伊東にパスし、伊東からのパスを受けた北川航也(清水エスパルス)が収めて反転すると、左に流れた杉本に浮き球のパスを供給。すると杉本はゴール前に飛び込んできた伊東にヘディングで落とし、伊東がワンタッチで回転しながらシュート。

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