森保Jの布陣は変化するか。2つの顔を見せたキルギス戦で残った疑問

これは惜しくもゴール左に外れたが、それは縦に速い攻撃で前線の選手たちがうまく絡んだ決定機だった。
 それ以外にも、前半29分に三竿のボール回収から杉本のポストプレーを挟み、原口のクロスに伊東がダイレクトで狙ったシュートシーンや、前半31分の伊東のクロスに杉本がヘディングシュートを狙ったシーンにつながる展開など、追加点を期待できそうなポジティブなシーンはあった。
 しかしながら、シュート精度が低かったために、いずれの決定機でも追加点を挙げることはできずに終わっている。ポストプレーやクロス同様、この試合でスタメンを飾った選手たちには、すべてのプレーの「質を向上させる」という明確な課題が残されたと言える。
 その点において、後半59分以降の日本は別の顔をしていた。大迫、堂安、柴崎が投入されてから10分ほどはそれほど試合の流れを変えることはできずにいたが、後半72分に大迫がきっちりシュートを右隅に流し込んだことにより、再びキルギス守備陣が混乱を見せるようになった。
 その直後、中島、南野が同時投入されると、73分に大迫、南野、堂安とつないで、最後に中島がフィニッシュ。流れるような展開でキルギスにトドメを刺した4点目は、Bチームとの力の差をより鮮明にさせることとなった。
 そして、10月の2試合で見せていた可変式の4−2−3−1が、この試合ではお目見えすることなく終了したことも、付け加えておく必要があるだろう。

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