必死になっても勝てないバイエルン。5位低迷と何かが起きている?

香川獲得のためにマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督が訪れていた試合である。バイエルンはユルゲン・クロップ率いるドルトムントに必死にぶつかっていったものだが、今季の一戦はそのころを彷彿とさせた。

 バイエルンの公式サイトは、敗れたにもかかわらず、このドルトムント戦を「今季最高のパフォーマンス」と、振り返っている。また、コバチ監督は「見ている人にとっては面白い試合だっただろう。すばらしい試合だったが敗れてしまった」、ウリ・ヘーネス会長も「両陣営の卓越した試合」と、評価していた。
 試合では、序盤からアウェーのバイエルンが猛攻をしかけた。まさになりふり構わない攻撃で、ロベルト・レバンドフスキのゴールにより先制する。だが、後半になると流れは徐々にドルトムントに傾き、最後は途中出場のパコ・アルカセルが決勝点を挙げて、3−2でドルトムントが勝利を収めた。試合終盤には、バイエルンのGKマヌエル・ノイヤーまで相手ゴール前に上がって得点を狙い、逆にカウンターをくらってフランク・リベリーが必死の守備を見せるという、まさに必死になったバイエルンが見られた。

 これでバイエルンと首位ドルトムントとの勝ち点差は7にまで広がった。優勝しても監督のクビをすげ替えることのあったバイエルンにとっては由々しき事態である。

 クロアチア人のコバチ監督は、現役時代にバイエルンでプレーした経験があり、完全に外部から呼んできた指導者という受け止め方はされていない。

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