必死になっても勝てないバイエルン。5位低迷と何かが起きている?

しかも、低迷していたフランクフルトを立て直し、ヨーロッパリーグ出場に導き、昨季はドイツ杯で優勝するなど実績も十分だ。「間違いなくいい監督」と、長谷部誠も絶賛している。

 それがなぜバイエルンではうまくいかないのか。昨季から大きくメンバーが変わったわけではなく、戦力的には他を圧倒しているのだから、やはり今のところ、コバチとチームの相性が合っていないと言わざるを得ない。

 具体的な戦術への批判が特に出ているわけではないが、あえて昨季までとの違いを言えば、守備面での規律を求めていることと、スタメンが毎試合のように変わることが挙げられる。後者についてはハメス・ロドリゲスが「我々は(選手を入れ替えて競争させることで勝てた)フランクフルトではなく、バイエルンだ」と批判したと言われ、話題になったが、コバチ監督はこれを否定している。
 まだ監督の去就問題には至っていないものの、首位と勝ち点7差というのは少し開きすぎだ。早いうちに差をつめていかないと、雑音が出てくるのは間違いない。

 とはいえ、6連覇中のバイエルンが苦しみ本気になる姿が、リーグ戦を面白くしているのは間違いない。バイエルンだからといって、余裕で他のチームをいなしていられるシーズンではないということだけは確かだ。

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