スペインの慧眼がベネズエラ戦の日本を評価「守備のクオリティは高い」



 日本は攻撃のリズムを作り出せるようになると、39分に先制している。敵を押し込み、ファウルで得た右FKを、中島が精度の高いボールをファーサイドに蹴り込み、これを酒井宏樹(マルセイユ)がボレーで合わせた。酒井の体の使い方はすばらしかった。ただし、ベネズエラのGKは一瞬、ブロックかパンチングかで迷ってしまい、判断が遅れたミスだったとも言える」

 エチャリは、簡潔に試合の流れを読み解いている。

「リードした後半は、日本がベネズエラを前線から追い込み、中盤のラインを容易に越えさせていない。 大迫、南野の2人は攻撃も守備も連携に優れ、それぞれが補完関係を作り、チームに方向性を示した。とくに大迫のポストワークは秀逸だった。そして中島の突破力は、相手にとって大きな脅威になっていた。南野の背後のスペースを常にカバーしているのも出色。また、先制点で見せたようにキックの質も高い。攻撃は過去3戦よりもトーンダウンしたが、存在感は見せている。
 その後、日本は選手交代で選手を試しながらも、チームとしてのコンセプトは崩れていない。途中交代で入った原口元気(ハノーファー)はプレーインテンシティの高さで、チームにパワーを与えていた。同時に、彼がボールを失った後は、チームとしてのリアクション、ポジション的優位性を失っていない。

 それだけに、後半36分の失点はやらずもがな、だった。

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