スペインの名将が森保Jを総括。「戦術の充実で飛躍を遂げつつある」

常に敵陣でプレー。それぞれの距離感はコンパクトで、敵を押し込んでいることもあって、ボールを失ってもすぐに奪い返し、攻め続けた。いつもよりもショートパスを多用した印象はあったが、前線、サイドと連携し、イニシアチブをとった。

 ただ、攻めながらも3点目は生まれていない。とりわけ、伊東はエリア内で2度の決定機を得たが、どちらもシュートが枠を捉え切れなかった。原口が左サイドを奥深くまで侵入し、折り返したクロスは効果的だったが……」

 エチャリは、丹念に試合を分析している。
「後半が始まって15分近く、キルギスは自陣から出て積極的にプレーしている。システムは変えなかったものの、意識を高め、確実に強度を上げた。プレスをかけるようになって、コンビネーションを使い、ゴールに近づくようになった。

 日本が劣勢に立ったわけではない。ただ、膠着状態になったことで、森保監督は吉田麻也(サウサンプトン)、柴崎岳(ヘタフェ)、堂安律(フローニンゲン)、大迫勇也(ブレーメン)など主力組を次々に送り出している。この交代で再び盛り返し、インサイドでボールを持つ機会が増えた。

 そして後半27分だった。守田が強めに出した縦パスを、前線の北川がフリックで大迫に通す。大迫はGKと1対1になって、確実に決めた。

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