アトレティコはCL優勝の可能性十分。シメオネ采配が巧みすぎる


 もちろん第3節のアウェーでのドルトムント戦の大敗(4−0)はショッキングなもので、チームにはかなりの落胆もありましたが、折返しの第4節、ホームでドルトムントに2−0で勝ったことが大きかった。それと、このグループではモナコが残念なことになってしまったので、そこもアトレティコにとっては助かった部分になったと思っています。
中山 たしかに。モナコは故障者が続出していたうえに、何を血迷ったのかフロントが近年の功績者であるレオナルド・ジャルディム監督を解任し、監督経験のないティエリー・アンリを招へいするという暴挙に出たことで、一段と迷走してしまいましたからね。リーグ戦でも残留争いをしていますし、チャンピオンズリーグは勝敗を無視して若手選手が経験を積む場所になってしまいました。このグループが2強2弱になった最大の要因ですね。
小澤 アトレティコのサッカーも、かなり選手が変わっているなかで、4−4−2を継続しながらボール保持のサッカーもうまく実践できるようになってきました。その分、以前と比べてカウンターの鋭さと頻度は低下していると思いますが、逆にボールを保持することや、スペースを消された状況でもコンビネーションで崩せるようになってきているので、チームとしての成熟度は上がっている印象があります。
 それに加えて、ここにきて新戦力のトマ・ルマルが左サイドでフィットしてきているというプラス要素も大きいと思います。

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