J1昇格はならず。ロティーナ体制の東京Vが貫いた自らのスタイル

J1昇格はならず。ロティーナ体制の東京Vが貫いた自らのスタイル

J1昇格はならず。ロティーナ体制の東京Vが貫いた自らのスタイルの画像

「プレーオフの2試合を見て、もちろんリーグ戦もこの1週間で何試合見たかわからないですけど、3バック、4バックを併用するヴェルディに対して我々がどう戦うべきか、というものを考えた結果、確固たる答えが出なかったのが、まず事実だなと」

残念ながらヴェルディサポーターの夢は叶わなかった

 ジュビロ磐田の名波浩監督は、迷いを抱えたままこの決戦に臨んでいたことを明かした。今季の対戦がない未知なる相手チームは、二度の”下剋上”を実現した説明しがたい勢いを備えている。引き分けでも残留できるというレギュレーションが、指揮官の決断を大いに悩ませた部分もあるだろう。そしてなにより、名波監督がもっとも警戒していたのは、東京ヴェルディのスペイン人指揮官だったように思われる。
「今日のハーフタイム後の一発目の交代、ドウグラス・ヴィエイラの交代がそうなんですけど、ああいうふうに相手を見ながら選手を代えてきたりもするので、何が正解かわからなかった」
 何をしてくるのか、予測不能――。「策士」ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の存在こそが、磐田に対する最大のプレッシャーだったのだ。
 もっとも、名波監督の警戒は杞憂に終わった。前半終了間際にPKで先制すると、試合終盤にはフリーキックで加点。シュートの数は13対2と大差がついた。

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