ラウンド16へ突入するCL。グループステージを4名の達人が総括した


 ですから、今後のCLはビッグクラブが勝ち抜けやすく、より波乱が起こりにくい大会になっていくのではないでしょうか。ジャイアントキリングもサッカーの楽しみのひとつなので、少し寂しい気もしますが。
倉敷 なるほど、今シーズンの傾向がより強まる可能性が高そうですね。亘さんは、どんな印象をお持ちですか。
亘 小さなクラブがビッグクラブを倒すというジャイアントキリングを期待していた人も多いと思いますが、結果的に順当な結果になってしまいましたね。そうなった原因のひとつとして、僕はロシアW杯で見たような南米で言う”ドン引き”、つまり、リトリートする守備を各国が見せていたように、今回のチャンピオンズリーグでも同じような傾向があったことも影響しているのではないかと感じています。
 要するに、ビッグクラブが先制した後に堅い守備を敷くようになって、1点を奪ったらサッカーを変えて我慢する、というようなチームが増えているように感じます。以前のバルセロナみたいに、どんどんゴールを取りに行くスタイルのチームが減り、お金もかけて良い選手を集めているチームが、しっかり引いて守るということをやり始めている。そういう点で、小さなクラブがジャイアントキリングを起こすのが難しくなっていると感じたグループステージでした。
倉敷 では、AからHまでの各グループを順に振り返ります。

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