錦織圭がグランドスラムを制覇するためにあと何が足りない?


「いいスタートだと思いますけど、やっぱりどうしてもこれからグランドスラムでの活躍が一番重要になってきますし、ベスト8を超えられないというのはすごく悔いは残るので、やりきれない思いはあります。ひたすら頑張っていくしかないので、気持ちを切り替えて次からまたやりたい」
 2019年シーズンの錦織の目標を、ダンテ・ボッティーニコーチは次のように語る。
「これまでと同じです。ATPマスターズ1000のタイトル、そして、グランドスラムタイトルです。そして、シーズンをトップ5で終えることが目標です。圭は必ずトップ5に戻れると思っていますし、トップ5に入ることがとても大切だとも思っています」
 今回の錦織のケガの早い回復が先決だが、マスターズ1000やグランドスラムの初タイトル獲得はけっして簡単な道のりではない。ジョコビッチやラファエル・ナダル(2位、スペイン)らベテラン勢はいまだ健在で、アレクサンドラ・ズベレフ(4位、ドイツ)やステファノ・チチパス(15位、ギリシア)ら若手の成長も著しい。錦織が勝ち抜いていくのはやはり容易ではない。
 今後、グランドスラムでの2週間を戦うビジョン、グランドスラムへピークを持っていくためのスケジュールの立て方や戦略などを、マイケル・チャンコーチやボッティーニコーチらチームメンバーとあらためて話し合うのだろう。
 錦織のいいところはけっしてあきらめないところだ。挑戦の歩みを止めない限り、必ず道は開けて、グランドスラム優勝の可能性はふくらんでいくはずだ。

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