エースのバーディーも懇願。「岡崎慎司のハードワークが必要だ」

「自分たちが何をやらなければいけないのかを取り戻すゲームだった。たぶん、ハル・シティとの開幕戦に敗れて、少し自信を失いかけていたと思うんですけど、ひとつひとつ、やっぱり泥臭く1点を獲りに行くのが、自分たちのサッカーであることを思い出しました」

 試合後のミックスゾーンに姿を見せた岡崎慎司は、開口一番にアーセナルとのプレミアリーグ第2節をこのように振り返った。

 1−2で落としたハルとの開幕戦は、結果もさることながら、内容的にも不安を残す試合となった。新戦力のアーメド・ムサを2トップの一角に、若手のデマライ・グレイをサイドMFに配した新布陣はまったくと言っていいほど機能せず、敗戦の主因になった。

 そこで今節では、昨シーズン優勝の原動力だった岡崎慎司とMFマーク・オルブライトンを先発に復帰させた。チェルシーに移籍したMFエンゴロ・カンテをのぞき、昨シーズンの不動メンバーをピッチに送り出したクラウディオ・ラニエリ監督の采配からも、「原点に戻って嫌な流れを断ち切ろう」というメッセージが伝わってきた。

 そのなかで、岡崎はどのような気持ちで試合に臨んだのか――。昨シーズンから「ゴールを獲りたい」と呪文のように唱えている日本代表FWだが、バランスを大きく崩している今のチームに必要なのは、むしろ献身的な動き、そしてハードワークである。自身の得点はもちろん大事だが、このアーセナル戦はチームが原点に立ち返るために、「動き回るのがテーマだった」と明かす。

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