福田正博が指摘。リオ五輪で露呈した日本サッカー界の根深い問題点

【福田正博 フォーメーション進化論】

 日本選手団が目覚ましい活躍を見せたリオ五輪にあって、サッカー男子代表はグループリーグで敗退に終わった。初戦でナイジェリアに4−5で敗れると、次戦のコロンビア戦は2−2で引き分け。3戦目のスウェーデンには1−0で勝利したものの、勝ち点1差で決勝トーナメント進出を逃した。この結果は残念でならない。

 リオ五輪での日本代表は3試合を通じて、攻撃の形ができていた。相手陣中央でのコンビネーションやサイド攻撃から、何度もチャンスを作り出した。失点した直後にゴールを奪い返した点も評価できる。国際大会でゴールを許すとズルズルと失点を重ねがちな日本サッカーに足りないタフさを見せてくれた。

 コンディション面でも、3試合とも後半20分を過ぎても足は止まらなかった。それだけに1戦目、2戦目と、先制されて追う試合展開になったことが悔やまれてならない。もし、残り20分まで勝負を持ち越す展開にできていれば、違った結果になっていたはずだ。

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