清武弘嗣も「悩みながら」プレー。セビージャは敵地で15カ月勝てず

 リーガ第2節、ビジャレアル対セビージャの一戦はスコアレスドローに終わった。この試合に先発した清武弘嗣は61分に退いた。

「自分たちのアイデアは相手によって変えるものではない。我々は勝ち点3を勝ち取りにいくサッカーをするし、決して勝ち点3がこぼれてくるのを待つわけではない」

 ビジャレアル戦前日記者会見で、指揮官ホルヘ・サンパオリは、相手や場所に関係なく、信条である攻撃的なサッカーを展開することをあらためて強調した。だが、エル・マドリガルでセビージャが見せたサッカーは、開幕戦でエスパニョール相手に見せたものとはかけ離れたもので、GKセルヒオ・リコのファインセーブがなければ大量失点で負けていてもおかしくない内容だった。

 対戦相手のビジャレアルを包む雰囲気は決して良好ではなかった。チームを再建したマルセリーノ監督がチャンピオンズリーグ(CL)予選の1週間前にクビ。さらにロベルト・ソルダードやジョナタン・ドス・サントスら10人近い主力選手が負傷で戦列離脱。そしてモナコとのCL本戦をかけた戦いは、2戦ともに敗れて敗退。リーマンショックでバブルが弾け、スペインでいちばん失業者の多い地域となっていた陶器の街に元気を与えてきたサッカークラブ自身が、元気を失っていた。

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