地震救援と猛烈練習。本田圭佑は行動でモンテッラに訴えている

■オフィシャル誌編集長のミラン便り2016〜2017(2)

 今週のミランに何が起こったか。今回はいくつかの数字からそれをひも解いていこう。その数字とは「2」「0」「4」「6」そして「20000」だ。

 まず「2」とは、今シーズンこれまでミランが戦った公式戦の数。ミランがナポリ戦で決めたゴールの数。そしてミランが出した退場者の数......。セリエA第2節、ミランはナポリに4点を決められて敗れた。

 だからこの試合でミランが得た勝ち点は「0」。実はミランはナポリの本拠地サン・パオロスタジアムで、2010年以来、勝ち点を1度もあげたことがない。

 この試合はミランにとって今シーズン最初のビッグマッチ。つまり2カ月前に始まったヴィンチェンツォ・モンテッラの新プロジェクトの最初の試金石ともなる重要な試合だった。試合は確かに4−2でミランの負けだったが、90分の中でミランは何度も闘志を見せ、監督が望んでいる方向にチームが成長していることを証明してみせた。しかし同時に、重要な場面で集中力が途切れてしまい、相手に得点を許してしまった。

 ここまでミランが奪われたゴールは「6」。敵よりも高いボールポゼッションを目指すチームとして、この失点の数は多すぎる。

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