1億円ボーナスより目の前の試合。錦織圭は挑戦者を1人ずつ倒す

 US(全米)オープンテニス1回戦で、第6シードの錦織圭(ATPランキング7位、8月29日付け、以下同)は、ベンジャミン・ベッカー(97位・ドイツ)を、6−1、6−1、3−6、6−3で破り、2年ぶりに2回戦に進出した。

 第1、第2セットは、錦織が強力なグラウンドストロークで常に主導権を握り、ゲームを支配。しかし、それ以降、徐々に調子を上げてきたベッカーが第3セットを奪い、さらに第4セットも第3ゲームを先にブレークして、2セットオールに追いつきそうな流れになった。

 ところが第4ゲームでベッカーが、ダブルフォールトを3回も犯し、錦織がブレークバックに成功。「彼がほぼくれたゲームだった。あのまま行っていたら、5セット目もあっただろう」と錦織が振り返ったように、このゲームを境にして、錦織が息を吹き返して、4セットでベッカーを振り切った。

「もちろん楽な試合ではなかったですし、1セット、2セットのように、彼のミスが続いて、もっと僕がどんどん攻めていければよかったですけど、そうはならなかったので、難しい試合ではありました。でも、内容はよかったし、いい1回戦だったと思います」

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