錦織圭、身長211cm大男の攻略は自身のファーストサーブがカギ

 US(全米)オープンテニス3回戦で、第6シードの錦織圭(ATPランキング7位、8月29日付け、以下同)は、ニコラ・マユ(42位、フランス)を、4−6、6−1、6−2、6−2で破り、順当にベスト16入りを決めた。だが、グランドスラム第1週を戦い終えた錦織の表情はどこか冴えなかった。

 マユのサーブ&ボレー、チップ&チャージ、スライスを駆使したクラシックなテニスに、錦織は少し手間取った。マユのスライスへの錦織の対応が甘く、ストロークが浅くなって、マユにフラット系で強打されることもあった。

「(マユが)思っていたよりもアグレッシブにきて、ストロークのダウンザラインへの展開が早かったり、前へ入ってくるタイミングだったり、少し押された部分はありました」

 だが、第2セットからはマユのテニスのクオリティーが落ち始め、「ストローク戦で勝てないと、どうしようもないので」と錦織が深くスピードのあるストロークを打ったり、コースを突いて、マユを左右に振ってミスを引き出すと、試合の流れは錦織のものとなった。

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