ポスト・セリーナは大坂なおみ? 全米OPベスト32の将来性

「悔しいですか?」という問いに、大坂なおみはいつものようにか細い声ではあったが、キッパリと「はい」と答えた。18歳で初めて出場したUS(全米)オープンで、あと2ポイントが取れれば、ベスト16に進出......しかし、大坂は取ることができなかった。

 1回戦で大坂は、第28シードのココ・バンデウェッジ(30位、アメリカ)を、6−7(4)、6−3、6−4。いきなりシード選手を破り、見事初勝利を手にしてニューヨークでも大物ぶりを発揮してみせた。

 ファイナルセット第7ゲームでは、大坂は0−40のピンチを迎えたが、最速となる時速201kmのサービスエースで30−40にし、さらに時速192kmのセンターへのサービスエースを放ってデュースにして、ハートの強さを見せつけた。大坂にとってのアイドル、セリーナ・ウイリアムズは困難な状況時にこそいいプレーをするが、それをイメージしながらいいテニスをやってのけた大坂の非凡さが感じられた場面だった。

 ちなみに、大坂の時速201kmのサーブは9月2日時点で、女子選手の中では第1位で最速だ(セリーナは第3位で時速194km)。

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