近未来のなでしこ候補たちが大量得点。日テレ・ベレーザがまず一冠

 6月から熱い戦いが繰り広げられていたプレナスなでしこリーグカップ決勝が行なわれ、日テレ・ベレーザが4−0でジェフ千葉レディースを下して優勝を決めた。

 今シーズンすでに5度目の対戦となったこのカード(ベレーザが3勝1分)。カギとなったのは"先制点"と"粘り"だった。テクニック揃いの選手がつなぐ鮮やかなパスサッカーが身上のベレーザに対して、組織的な守備とトップの菅澤優衣香の打開力に懸けるジェフ。

 ベレーザは、どれだけはじき返されようとも粘って先制点さえ奪えれば流れに乗れる。ジェフとしては、粘り強い守備で耐え、先制点をものにできれば組織的守備でベレーザを捕らえることができる。粘り強い攻撃と粘り強い守備――両極の"粘り"を持つ鉾と盾の激突となった。

 互いに先制点を奪われることを恐れ、牽制し合う展開の前半は両者スコアを動かせず。「0対0で折り返せれば、後半にサイド攻撃から勝負をかける」(森栄次監督)と策を練っていたベレーザが、後半一気に勝負に出た。森監督のイメージ通り、左サイドの攻撃が活性化する。サイドバックの有吉佐織らが切り込めば、そこにポジションを変えながら多くの選手が絡んで行く。

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