球団記録タイの14勝目。前田健太は新人王レースでいま何番手?

 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、メジャー1年目ながら周囲の期待を上回るピッチングを披露しています。現在、ナ・リーグの新人投手で最多の14勝(8敗・防御率3.29)をマークし、先発登板(27試合)やイニング数(153イニング)もリーグ新人1位。さらに、リーグ全体でも主要項目(勝利数・防御率・奪三振)でいずれもトップ10前後に食い込むなど、まさにすばらしいのひと言です。

 なにより、クレイトン・カーショウの故障によりエース不在となったドジャース先発投手陣において、開幕から唯一ローテーションを守っている点は見逃せません。入団当初、メディカルチェックでひじなどの状態を不安視されていたにもかかわらず、今シーズンのドジャースで一番働いているのですから。カーショウ離脱の6月以降もドジャースがナ・リーグ西地区で首位の座に立っていられるのは、前田投手のおかげと言っても過言ではないでしょう。

 これほどの活躍を見せているのですから、やはり我々日本人ファンが気になるのは、ナ・リーグ新人王の行方です。はたして、前田投手のライバルはどれほどの数字を残しているのか――。実は、今シーズンのナ・リーグ新人王レースにおいて最大のライバルは、もっとも近いところにいました。

 それは、前田投手のチームメイトのコリー・シーガーです。2012年のドラフト1巡目・全体18位でドジャースに入団したシーガーは、プロ入り前から将来を嘱望された若手内野手。今シーズンの開幕前も、「ナ・リーグ新人王の大本命」と言われていました。

この記事の続きを読む

1