アメリカ人も必読。今季NFLを「本命」「対抗」「大穴」で占ってみた

 現地9月8日(日本時間9月9日)、今季のNFLシーズンがいよいよ幕を開ける。

 近年のNFLは、「QBのパス攻撃を中心としたオフェンス力のよいチームが強い」とされてきた。ただ、冬場に戦うプレーオフを勝ち抜いてスーパーボウルまで到達し、最後にNFL王座を手に入れるには、やはりディフェンス面を含めた総合力がモノをいう。その点も注視して今季はどのチームが強いのか、両カンファレンスを「本命」「対抗」「大穴」の3チームに絞って占ってみたい。

 まずAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のなかでスーパーボウルにもっとも近い「本命」チームは、北地区のピッツバーグ・スティーラーズとみる。同軍は史上最多6度のスーパーボウル優勝回数を誇る古豪だが、7度目の栄冠に輝くためのカギとなるのは、これまで何度も優勝を手繰り寄せてきた「スティール・カーテン(鋼鉄のカーテン)」の異名を持つ強固なディフェンスではなく、昨季リーグ3位の1試合平均395.4ヤードを稼いだオフェンスだろう。

 そのオフェンスを牽引するのは、スターQB(クォーターバック)のベン・ロスリスバーガーだ。昨季は故障で11試合の先発にとどまったものの、2014年シーズンまでの6年間で4度もパス獲得距離4000ヤードを超え、パス成功率も昨季は自己最高の68.0%を残している。パス獲得ヤード、成功率ともに、"エリート"と称される超一流QBグループに属する数字である。

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