ガンバ大阪、エンジン全開。逆転優勝への「燃料」は開眼した長沢駿

■Jリーグセカンドステージ
 逆転優勝を狙うキーマン(4)ガンバ大阪

「三冠を実現した2014年は、途中出場の選手がプラスアルファ以上の力を出して流れを変えてくれたり、キツい中でも走ってくれたりして、味方を助けてくれた。最近の試合では、そういう戦いができている」

 これは、YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦(9月4日)、6−3で勝利したサンフレッチェ広島との戦いを終えた直後のDF丹羽大輝の言葉だ。ガンバ大阪がJリーグセカンドステージで逆転優勝を狙うカギは、まさにそこにある。

 つまり、簡単に言うと"層の厚さ"を生かした戦いだ。

 三冠を達成した2014年も、そして、タイトル獲得は天皇杯だけだったものの、リーグ、カップ戦とすべての戦いで優勝争いを繰り広げた昨年も、途中交代でピッチに立った選手が、まさしく冒頭の丹羽の言葉にあるような活躍を見せ、勝利を引き寄せてきた。

 例えば、2014年ならFWリンスやFW佐藤晃大(現徳島ヴォルティス)、MF倉田秋らが、2015年ならFW長沢駿やMF大森晃太郎、MF井手口陽介らが奮闘。彼らが時には先発で、時には途中出場でピッチに立ち、停滞の感じられるチームに"変化"を与え続けた。

 今年は、誰か――。

 FW長沢をはじめ、MFアデミウソン、FW呉屋大翔、FWパトリックらがそうだ。なかでも、先発か途中出場かに関係なく、着実に"ゴール"という結果を残し続けている長沢には期待がかかる。

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