以心伝心でともに戦う。選手を支えるボッチャの競技パートナー

 重度脳性まひや四肢の重度機能障がいがある人向けに考案された"ボッチャ"。ジャックと呼ばれる目標球に、いかに自分のボールを近づけるかを競うスポーツだ。障がいによってボールを投げるなどの動作が難しい場合は、「ランプ」と呼ばれる勾配具を使用し、競技アシスタントのサポートを受け投球できる。

 もっとも障がいが重いBC3クラスの競技アシスタントとして、リオの舞台に立ったのは、大西遼馬さん(滋賀県脊髄損傷者協会障がい者サポートセンタースマイルフレンズ)。13日から始まった個人予選に高橋和樹選手(自立生活センターくれぱす)と挑んだ。

 試合では、競技アシスタントはコートに背を向けて座る。選手から指示を受け、ランプの角度や長さ、方向を調整したりすることはできるが、振り返って投球の行方などを見ることはできない。また、競技アシスタントが選手に対してアドバイスをしたり、合図を送ったりすることも違反となる。

 ちなみに、高橋選手は口頭で指示を出すが、発語ができない選手は視線や眉毛の微妙な動きで指示するため、選手とアシスタントのコミュニケーションもこのクラスの見どころのひとつと言える。

この記事の続きを読む

1