野村弘樹が語るDeNAの初CS「須田とタナケンの存在は大きい」

 横浜DeNAベイスターズが念願のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。ラミレス監督就任1年目、ベイスターズはどう変わったのか? 1998年の優勝メンバーであり、ベイスターズの投手コーチも務めたこともある野村弘樹氏に今シーズンの戦いを振り返ってもらい、CS進出を果たした最大の要因はなにかを聞いた。

 DeNAが、2007年から始まったCSへ初進出することになりました。Aクラス自体が2005年以来ということで、振り返ってみれば随分長い月日が経ちましたね。

 今シーズン、DeNAがAクラスに入った要因ですが、いろいろなことが考えられると思います。まずは筒香嘉智がキャプテンとして、そしてバットでチームを引っ張ったこと。懸念材料だったセンターラインが、キャッチャー戸柱恭孝、ショート倉本寿彦、センター桑原将志で固めることができたこと。そしていちばん大きいのは、投手陣が頑張ったことだと思います。

 3、4月は完全にスタートダッシュに失敗し、借金は最大11にまで膨れ上がりました。早くも厳しい戦いを強いられる結果になりましたが、じつは3、4月のチーム防御率3.32はリーグ2位だったんです。おそらく、このとき首脳陣は「今年の投手陣は安定している」と手応えを感じたんじゃないでしょうか。打撃に関しては、メンバーを見れば右肩上がりになるはずだから最後は成績を残してくれるはずだ、と。

 案の定、5月に入ると投打が噛み合うようになり、月間16勝7敗でほぼイーブンの成績に戻しました。

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