「本田と香川の連係はまあまあだ」スペインの知将がハリルJに意外な評価

「タイと日本では、戦術、技術、体力で著しい差があった。その優位性のおかげで、日本は圧倒的なポゼッション力を示している」

 そう言ってスペイン人指導者ミケル・エチャリは、冷静にW杯アジア最終予選タイ戦の分析を始めた。

 エチャリはスペインの監督学校の教授として、ライセンスを与える仕事もしてきた。また、講演で世界中を回り、来日して柏レイソルやガンバ大阪などでも指導者講習会を行なっている。彼に師事した指導者は少なくない。その筆頭はセビージャのヘッドコーチ、ファンマ・リージョだろうか。他にパリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督も「弟子」と言えるひとりである。

「(タイ戦の)勝利そのものは祝福したい。しかし、不安視すべきシーンがあったのも事実である」

 スペインの名人が見抜いたハリルJAPANの長所と欠点とは――。

 ロシアW杯アジア最終予選、日本は敵地でタイと戦い、0−2で勝利を収めている。

「日本がいい試合の入り方をしたことは、まず称えるべきだろう」

 エチャリは「立ち上がり」を評価した。たとえ実力差があっても、特に敵地では苦労するものだからだ。

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