「武豊で凱旋門賞へ」オーナーが大いなる夢を抱く素質馬ヴィニー

■第19回:ヴィニー 

日本を代表する"国民的ジョッキー"と言えば、武豊騎手をおいて他にはいないだろう。今年47歳となった大ベテラン。ピーク時ほどの成績は残していないものの、要所における勝負強さは今なお健在だ。競馬ファン以外にも、その名が知られている日本競馬界の第一人者である。

 それほどの存在だからこそ、「自分の所有馬には武豊騎手に乗ってもらいたい」と考える競走馬のオーナーは多い。その思いの強さから、高額馬を購入し、武豊騎手を配してデビューさせるケースもあるほどだ。

 10月10日の2歳新馬(京都・芝1600m)でデビューする良血馬ヴィニー(牝2歳/父ディープインパクト)も、そうした背景を持つ1頭だ。

 同馬のオーナーである(株)キーファーズの代表・松島正昭氏は、自他ともに認める"武豊ファン"。2015年の競走馬のセリ市『セレクトセール』にて、1億円を超える良血馬を2頭落札したが、その際に「武豊騎手と凱旋門賞に行くのが夢。この2頭はその夢に近いと思って購入しました」と語ったほどだ。

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