山田哲人のルーティン、早出ティーは快挙達成後もまだまだ続く

 山田哲人(ヤクルト)を見ていると、「流した汗は嘘をつかない」ということを実感させられる。コツコツと積み重ねてきた努力は、大きな成果となって実を結んできた。

2014年 日本人右打者シーズン最多安打

2015年 史上初、ホームラン王&盗塁王の同時獲得。トリプルスリーも記録

2016年 史上初の2年連続トリプルスリー達成。盗塁王も獲得

 昨年はMVPを受賞し、今季は2年連続盗塁王にも輝いた。プロ野球史に残るであろう「山田の3年間」は、休まず、怠けず、持てる能力をすべて傾けた結果であり、その象徴といえるのが"早出練習でのティーバッティング"だった。

 山田に早出ティーを実践した自身の3シーズンを振り返ってもらった。

── 早出のティーをやり続けてよかったと思うのはどんなところですか。

「結果が出ていることですね。よかったと思うのはそこです。僕は単純に結果だけを見るので」

── 2年前の6月に「僕は、ダメなときはダメ、いいときはいい。それがはっきりしている」と言っていました。早出ティーの目的のひとつは、調子の波を少なくするということで、今年は「状態は普通です」という言葉をよく聞きました。

「早出ティーの効果かもしれません。普通ということは悪くないということなので、調子の波が少なかったという受け取り方でいいと思います。(1試合3本塁打した9月10日の阪神戦について)あの試合はホームランを打てる状態ではなかったので、自分でもびっくりでした。いつも通り、よくも悪くもなかった。狙っていたところにボールがきたこともありますし、運もあったと思います」

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