大坂なおみ、大胆に公言。「来年にはグランドスラムで優勝したい」

大坂なおみインタビュー@後編

 インタビュー前編では、大坂なおみ本人に5年に及ぶキャリアを振り返り、思い出深い大会をいくつか選んでもらった。

 初めて姉に勝った試合、初めてWTAツアー本選の舞台に立った日、そして日本で準優勝の快進撃を見せた先日の「東レ パン・パシフィック・オープン(PPO)」......。

 ただ、それら彼女が選び取った大会群には、今年出場した3度のグランドスラムがいずれも入っていなかった。そのことを不思議に思い、「初めて出た全豪オープンはあまり嬉しくなかった?」と尋ねると、彼女は、「もちろん、あのときは嬉しいと思ったわ」と言いながらも、こう続けた。

「でも、その後に出た全仏オープンでも、同じ結果(3回戦敗退)しか残せなかった。もっと上に行きたかったから、ガッカリしちゃって......」

 この言葉には、大坂なおみというアスリートの本質が色濃く映し出されているように思われた。常に上達し続けたい、もっと上に行きたい――。そのような渇望が、彼女の加速度的な成長の根源にあるのだろう。

 クールな表情の下に秘めた、燃えるような向上心は、いったいどこから来るのだろうか? その源泉を探ってみよう。

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